エンジン01

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街のあちこちの看板を始めとした広告で、市民にはすっかりお馴染みとなった「エンジン01」に行ってきました。
何年ぶりかで乗った市電は、乗り方すら忘れていました。
車両前方の広告画面に出る星座占いによると本日の運勢は最下位の12位だとか。これから一日が始まるというのになんということを言ってくれるのだろう。12位にはモザイクでもかけて表示してもらいたいものです。
用事が出来てしまい一時間目の服部克久さんらの講義には遅刻。あたっているともいないとも。

服部さんによるとモノを見て音を感じられるようになることが、作曲の極意らしい。
曲が降りてくることはあるかとの質問に、湧いてくることはあっても降りてくることはないとのお答え。
関係ないけど、ジョン・レノンは晩年、曲作りを排泄に譬えていたのをふと思い出しました。排泄物が降ってきたらかなり怖いかもしれませんね。

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会場の富山大学は有名人が闊歩する非日常空間に。
聴きに来ている人は年配のかたが目立ちます。
学校的なものが好きな世代。歳をとったからこそわかることというのもありますね。

二時間目は、倍賞千恵子さん、三枝健起さん、高橋康夫さん、手塚眞さんの講義を選びました。
人気の講座で早くから行列が出来ていました。
高橋さんの奥さんは三田佳子さん。
司会役の手塚眞さんの進行が実にうまい。若い頃、手塚治虫の息子としてテレビによく出ていらした頃とはかなり印象が変わっていました。お洒落なおじさんくさくない壮年です。
話の中で、小芝居をしない役者が素晴らしいということが出てきましたが、確かにそうですね。
倍賞さんは何十年ぶりの富山で街も変わったと話されていました。

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三時間目は、ちばてつやさん里中真智子さんという超有名マンガ家の講座。
ひと昔前なら最前列で聴講するなんて至難の業だったでしょう。
それでもこの日も東京からいらしたかたもある人気の講座となっていました。

ちばてつやさんにお目にかかるのは初めて。
とても優しそうな雰囲気でマンガの登場人物のようなかたです。
時々、タートルネックをあごのところまで持ち上げるのは、照れくさいときの仕草なんでしょうか。
満州から引きあげてきたときに弟や妹にマンガを描いてあげて喜ばれて、次はどうなるのかとせがまれるのがうれしく、それが原点だと話されていました。人を喜ばせる心みたいなことの大切さですね。
里中さんがプロジェクターに本を投影する係りをその場の流れでされていましたが、ページのめくりかたや、コマのピックアップなどに独自の感性を感じられ新鮮でした。
マンガ家の記念館を作るには行政への働きかけが大切というような現実的な話もされていました。

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四時間目はおそらくこの日一番の人気講座。立川志の輔さんの講座です。
山本益博さんの司会で落語や談志師匠の話をされた後には、お弟子さんの高座があり、最後には志の輔さんによる新作落語「みどりの窓口」をされました。北陸新幹線が出来たことにより、今回が最後のリクエストとなるかもしれないとも言われていました。

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クーラーもつけられましたが、着物姿の志の輔さんは大汗をかかれての熱演でした。
志の輔落語がワンコインで聴けるなんてなかなかないことです。

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人だかりの書籍販売コーナーの上を見上げると、こんなところにも看板が。

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帰りの市電乗り場は長蛇の列で、歩いて市街に向かう人も大勢いました。
この場所で多くの人が写真を撮っていました。


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