TASCAM DR100mk2 レポート付き

tascamdr100mk2.jpg

TASCAMのハンディレコーダーラインナップのハイエンドモデルとなる、リニアPCMレコーダーTASCAM DR-100mk2です。

この機種でピアノの録音をした音源をブログにアップされているかたのを聴いて以来、ハンディタイプのレコーダーを買うならまずはこれと思ってきました。XLR入力に外部マイクを挿して使うことも出来、そのあたりが購入の決めてとなりました。

価格がネックで購入を控えてきましたが、たまたま期間限定セールで安くなっていたところで思い切って購入。早速、持ち出してあれこれ試しているところです。

●内蔵マイクの設定を無指向と単一指向に変えての録音テストをしてみました。

録音の設定はどちらも、感度がMIDの6、LIMITTERはONでステレオ録音。ビットレートはMP3の192kbpsです。
演奏は和太鼓(一尺二寸程度)が一台と横笛での祭り囃子です。
録音(マイク)の位置は、和太鼓の二間ほど後方、横笛隊の直後です。アナログ時計の針でいうと、マイクが中心とすると太鼓が11時の方向、横笛隊が11時~2時の方向になります。
風の強い日で、最も近い気象台の観測ではこの時間帯、西南西の風5.2m(2時)~6.5m(3時)が吹いていました。風除けのため、百円ショップの半面がメッシュになったバッグに入れて録音しています。

TASCAM DR-100mk2 OMNI

内蔵マイクの無指向性で録ったものです。
もう一方の単一指向性の録音のほうよりも、音圧感、音のまとまり、迫力はあります。
一方で、音を聴いて太鼓がどんなものかを想像するのは難しく、横笛はつぶが揃って聴こえますが生演奏の印象とは少し違います。

TASCAM DR-100mk2 UNI

内蔵マイクの単一指向性で録ったものです。
録音の設定やマイクの位置は、比較のため同じにして録音しています。
こちらのほうが太鼓の個性がよく現れています。横笛はところどころ音量が不安定ですが、自然な感じに録れていると思います。
実際に生で聴いた演奏に近いのはどちらかといえばこちらですが、同じ感度で録音するとこちらのほうが音量が小さいです。

ドラマのワンシーンなどに使われるような一般的なイメージの太鼓や笛の祭り囃子が録れればいいなら、内蔵マイクの無指向性で録っても大きな不満は感じないかもしれません。あまりこだわらずにそこそこいい音で録音出来そうです。
演奏や楽器の個性にまで重きをおいて記録を残すなら内蔵マイクの単一指向性で録音したほうが後悔なさそうです。マイク(本体)をセッティングする位置には注意が必要で、位置にこだわれない状況なら無指向性のほうが大失敗がないかもしれません。

静かなところでの録音では、同じ感度なら無指向性のほうがノイズが多く、単一指向性のほうが少なめです。このような雑踏の場所ではノイズは気にならないレベルでした。


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コメント

kazumour #9ddgPdqs

半面メッシュになったバッグ

百円ショップの半面がメッシュになったバッグが気になります。ぼくもDR-100MK2を使っていて、風対策を考えていました。特に無指向性マイクを使う場合。どんなふうに使っているのか教えていただけると助かります。

2015年09月24日(木) 22時15分 | URL | 編集

サウンドリーム #-

kazumourさん

コメントありがとうございます。
使い始めの頃にアップした記事ですが、今もその半面メッシュの百円バッグに入れて移動しています。クッションになっているのと生地があまり傷をつけなさそうで重宝しています。セリアで購入したものだったように思います。
風対策という意味ではあまり頼りにはならないかもしれません。単一指向の場合、音の定位に影響が出ますし、ないよりましな程度の物とお考え下さい。
最近はまたこの機種を利用することが多くなりましたが、外部マイク使用をデフォルトとして使っています。その場合、外部マイクの風対策ということになりますが、外での使用が少ないので、あまり参考になりそうな経験がなくて申し訳ありません。
それでも外出先などなんらかの事情で外部マイクが使えないときは本体マイクを使うので、今回はよい気づきを与えて下さりありがとうございました。

2015年09月25日(金) 20時34分 | URL | 編集

kazumour #9ddgPdqs

ありがとうございます!

とても参考になりました。

袋に入れてしまうというのが、ぼくにとって新しいアイデアでした。いろいろ試してみます。

2015年09月26日(土) 22時20分 | URL | 編集


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